今日、ちょっとだけ落ち込んだ。
ある患者さんに、少しでも楽になってほしくて、
手早く清拭をして、ベッド周りもきれいに整えて。
「これで快適になったはず」って、そう思ってた。
でも、そのあとで別のスタッフから聞いた。
「あの方、こはるちゃんちょっと冷たかったって言ってたよ」って。
え、うそ。あれでも、私なりに気を遣ったつもりだったのに…。
その言葉を聞いたとき、胸がぎゅっとなった。
思っていたことと、伝わっていたことが違う。
“よかれと思って”が、ちゃんと届いていなかった。
看護って、技術や効率だけじゃだめなんだよね。
目を見て、言葉を添えて、ちゃんと「あなたを大事に思ってます」って伝えなきゃいけない。
明日はもう少し、丁寧に。
たとえ言葉にならなくても、
ちゃんと“こころ”が届く看護をしていきたいと思った日。
こはる
