登場人物
- あんな(元急性期/現在は独立。公認心理師の資格所持。)
- こはる(急性期病棟で奮闘中)
- ひより(訪問看護師。日勤オンリーで働いている)
ある日のランチにて

あんなさんって、公認心理師の資格も持ってるよね?
実は最近、カウンセラーの仕事にも興味あって…。

あ、それ私も気になります!

うん。
じゃあ今日は私が資格取得したきっかけと、周りの仲間達の話をしようかな。
看護師として働きながら、公認心理師を目指す

私が資格を取ったのは、看護師3年目を過ぎた頃。
急性期の血液内科で働いていて、患者さんの心のケアがすごく大事だって実感してたんだよね。

血液内科って、寛解を目指して繰り返し治療を受ける人が多いんですよね?

そうなの。
だから、“治療の説明”だけじゃなくて、“心の支え”が看護でも大きな部分を占める。

でも自分の声かけが本当に良かったのか、悩むことも多くて。
もっと心理学を学びたいって思ったのがきっかけだったかな。

後は、言葉ってポジティブにも伝えられるけど時には暴力になってしまうこともある。
だから伝え方や相手の気持ちを知りたかったのもきっかけだなー。
心理学の勉強には看護師仲間もたくさんいた

予備校に通ってたんだけど、意外とね、仲間は看護師さんも多かったの。
精神科で働いてる人もいれば、訪問看護の人もいた。

看護師って、患者さんの“心”と日々向き合ってるから、心理学への興味強いのかも。

確かに、そういう視点があるだけで、普段のケアも変わりそうですね!
資格取得後、それぞれの道へ

公認心理師の資格を取ったあと、カウンセラーとしてクリニックで働いた人もいたし、訪問看護を続けながら“精神面のフォロー専門”みたいな立ち位置で活動してる人もいたよ。

すごく柔軟だね。
資格があることで働き方が広がるんだ。

そう。
私は“人と深く向き合う仕事”がしたかったから、思い切って独立する道を選んだんだけど、心理師の仕事って、本当にいろんな形があると思う。
カウンセラーとして大切だと感じること

実際にカウンセラーになって、看護との違いってあるって言っていましたか?

ある意味、“聴く”ことに特化できるのがカウンセラーの特徴だと思う。

看護師はどうしても“業務”や“時間”が優先されることが多いけど、カウンセリングの場は、じっくり相手の話に耳を傾ける時間がちゃんとあるって言っていたよ。

たしかに、それって自分自身にもゆとりが必要だよね。
まとめ:あなたの看護経験は、心理の世界でも宝物になる

看護師からカウンセラーって、一見全然違うように見えるかもしれない。
でも実は、“寄り添う力”“観察力”“共感する力”
どれも看護師時代に自然と身につけてきたことばかりなんだよね。

それ聞いたら、私も少しずつ勉強してみたくなりました!

私も。
いつか子育てが落ち着いたら挑戦してみたいなぁ。
あなたも“自分の次のステップ”を描いてみませんか?
「看護師からカウンセラーへ」という道は、ほんの一例。
実は心理学の資格って、公認心理師だけじゃないんです。
臨床心理士、メンタル心理カウンセラー、行動心理士、最近ではキャリアコンサルタントの資格を取って、
“キャリアの悩み”を専門にサポートする看護師の友人もいます。
「でも、どの資格が自分に向いてるのか分からない」
「どうやって取得するの?どんな働き方ができるの?」
そんな疑問にこたえる情報を、まとめて見られるサイトがあるんです。
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資格の紹介はもちろん、あなたに合った働き方が見つかる診断ツールや、LINEでの無料相談も用意されています。
一歩踏み出したいあなたへ
「看護師の資格を、どう活かすか」は、あなた次第。
その可能性は、きっと想像以上に広がっています。