登場人物
- あんな(元急性期/現在は独立。元血液内科勤務。)
- こはる(急性期病棟で奮闘中)
- ひより(訪問看護師。日勤オンリーで働いている)
ある日のランチにて

あんなさん、ちょっと聞いてもいいですか?
最近、もう“看護師辞めたい…”って思うことが多くて。

わかるなぁ…。私も夜勤明けでクタクタのとき、
“これがずっと続くの?”って思ったことあった。

実はね、私も“限界かも”って思ったことが何度もあるよ。
今日は、“辞めたい”と思った時にこそ、立ち止まって考えてほしいことを5つ話してみるね。
1. 「私、疲れすぎてない?」と体と心の声を聴く

私が泣いてしまったのは、ミキシングルームだった。
インシデントが続いて、忙しい中で人間関係の摩擦もあって…。

その日は仕事が終わらなくて、無力感でいっぱいで。
一人になった瞬間、涙が溢れて止まらなかった。

…それ、今の私かもしれない。

“辞めたい”の裏には、疲れやSOSが隠れてることもあるよね。
2. 「力を抜く」って、どうすればいいの?

当時の係長に“いつも10割でやろうとしすぎ。力抜きなさい”って言われたの。
でも、正直どう力を抜いたらいいかわからなかった。

真面目な人ほど、“いい加減”ができないよね。

私もそうです。
患者さんに何かあったらって思うと、
つい完璧を目指してしまって、自分を追い込んじゃう。
3. 「他の世界に憧れる自分」に正直になる

その時、看護師だった友人がスタバで働いてたり、
遊園地のスタッフしてるって聞いて“キラキラしてて羨ましい”って思った。

それって、今の自分が疲れてる証拠だなって思ったの。

あー、私も“他の仕事だったらもっと気楽かも”って思うことあります。

でも、そういう気持ちも“自分の本音”だよね。
4. 「本当に辞めたい理由」を見つめ直す

私は、“辞めたい”と思ったとき、子育てと夜勤の両立がキツかったのが一番の理由だったの。

“仕事が合わない”のか、“働き方が合わない”のか、
“人間関係”なのか、“環境”なのか・・・。

一度、自分に問いかけてみて。何を辞めたいのかって。
5. 「今じゃなくても、選びなおしていい」と知る

辞めたいって思うと、すぐに“辞める or 辞めない”の2択で考えちゃうんですよね。

でもね、“選びなおす”って、もっと自由でいいんだよ。
今すぐ辞めなくてもいいし、部署異動や転職っていう方法もある。

あなたの働き方は、あなただけのものだから。
まとめ:辞めたいと思った自分を、責めなくていい
辞めたいと思うことは、決して“弱さ”じゃありません。
むしろ、頑張ってきた証拠です。
心も体も疲れ切っているときは、視野も狭くなりがち。
でも、その苦しさの裏側には、“本当の自分の声”が隠れています。
今の環境が合わないなら、働く場所を変えてもいい。
今は一歩引いて休んでもいい。
そしてもし、「今の自分には何が向いているんだろう?」と迷ったら――
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焦らなくていい。
あなたがあなたらしく笑える日が、またきっと来ます。
私たちは、その“はじめの一歩”を、ずっと応援しています。