ブランクがあっても転職成功!再就職で意識したこと

インタビュー

登場人物

  • あんな:1度転職経験あり。自信はないが、当時の面接で得た教訓を持つ
  • こはる:はじめての転職を控え、面接に不安を感じている2年目看護師
  • ひより:転職経験豊富。出産・育児で約2年のブランクを経て再就職。

昼下がりのカフェでおしゃべりタイム

こはる
こはる

ねえ、お二人って、ブランク明けで仕事復帰したことあるんですか?

ひより
ひより

あるある。

私、出産してからしばらく家庭に入ってて、

再就職したのは子どもが3歳になった頃だったかな。

こはる
こはる

紹介される求人ってどこも似て見えるし、登録するのちょっと不安なんです。

あんな
あんな

今、ちょうどブランク明けのスタッフさんが入ってきてて…。

“私にできるかな…”ってすごく不安そうだったから、励ましたくて。

ブランク明けって、どんな不安がある?

ひより
ひより

私が一番不安だったのは、“今の医療現場についていけるか”ってことだったな。

電子カルテも進化してるし、看護技術も変わってる気がして。

あんな
あんな

それ先輩も言っていた!

あと私は“年下のスタッフばかりだったらどうしよう…”とか(笑)

こはる
こはる

たしかに、後輩に教えてもらうってちょっと気まずそう…。

ひより
ひより

でもね、最初に“ブランクあります”って素直に伝えたら、意外と周りも優しくて、“教える側”もちゃんと準備してくれるんだって分かったよ。

再就職で意識してよかった3つのこと

① 素直に「分からないことは聞く」

ひより
ひより

私、最初の1週間は“質問リスト”を作ってメモ帳に書いてたよ。

わからないことは“すぐに聞く”って決めてた。

あんな
あんな

それ、大事!“こんなこと聞いたら恥ずかしいかな…”って思いがちだけど、

むしろ、聞かずに自己判断するほうが怖いよね。

こはる
こはる

こないだ来たママナースさんも、“申し送りの略語が変わってて…”って困ってました。

ひより
ひより

そういう時こそ、“教えてください”って言えるのが強みになるよ。

② ブランクを“マイナス”にしない

こはる
こはる

でも面接の時、“ブランクありますけど…”って伝えると、ちょっと引かれそうで心配です…

あんな
あんな

実はね、ブランクそのものが悪い印象になることって少ないんだよ。

大事なのは、“その期間、何を感じてどう今に活かしたいと思ったか”を伝えること。

あんな
あんな

私は、“福祉分野で働いていた経験で、患者さんの気持ちにもっと寄り添いたいと思うようになった”って言ったら、すごく共感してもらえた。

ひより
ひより

ブランク=空白じゃなくて、“経験の一部”として語れるようにしておくと印象が変わるよ。

③ 最初から完璧を目指さない

ひより
ひより

再就職してすぐ、“前と同じようにできなきゃ”って思うと、余計に苦しくなるんだよね。

あんな
あんな

たしかに、焦って空回りしちゃう方って多いかも…。

ひより
ひより

私は“今はリハビリ中”って思うようにしてたよ(笑)

1ヶ月かけて慣れていこう、できない日があってもOKって自分に言い聞かせてた。

あんな
あんな

“ブランク=ゼロからスタート”って思えば、変に落ち込まなくて済むよね。

「経験」は、戻ってくるから大丈夫

こはる
こはる

でも本当に…

感覚って戻るんですか?

ひより
ひより

うん。

びっくりするくらい戻ってくる(笑)

手が勝手に動いたとき、“あ、私、看護師だったんだ”って思い出したよ。

ひより
ひより

最初の不安は、1ヶ月後には“なんであんなに悩んでたんだろ”ってなるから大丈夫。

こはる
こはる

そう聞いて、安心しました…。

復帰に不安を感じてる人に、ちゃんと伝えてあげたいです。

最後に:ブランクがあるからこそ、伝わる看護がある

ブランクがあるからこそ見える気持ちや視点があります。

それは、患者さんや家族に深く寄り添える“あなただけの強み”です。

「もう一度看護師として働けるかな」そんな不安を抱えている方にこそ、伝えたいことがあります。

このサイトでは、再就職に役立つ実体験や働き方のヒントを、リアルな声でお届けしています。

ぜひ、自分に合った道を探すきっかけにしてください。

あなたの一歩を、私たちは応援しています。